2020年11月 島根・鳥取旅、2・3日目
■2日目は出雲エリアの神社・寺巡りです。
まず、稲佐の浜に行きます。
ここで砂を持って出雲大社に行くといいとか。私は袋を持ってなかったので、砂はとらなかったですが(^^;)
隠岐もそうですが、この辺一帯、変わった形の岩が多いですね。
そして出雲大社。本殿以外にもたくさんの社があります。お賽銭用の小銭はたくさん用意しておくべし。
創建は659年(以前)、現在の本殿は1744年に作られたもの。日本最大の木造社殿だそうです。08~19年に、60年に一度の遷宮が行われたのはニュースで見ましたが、そのせいなのか、思ったより綺麗な社という印象。大きな注連縄も目を引きます。
良縁を願う絵馬がたくさん。神様も気合をいれないと大変ですね💦
私は絵馬は書きませんでしたが、縁結びのお守りを購入し、お財布に入れています。
さあろはご利益を待つばかりです(^^♪
ランチは神社近くで出雲そば。三段重ねの割子(わりこ)そばという独特のスタイル。麺が黒っぽいのも出雲風だそうです。
車で移動し、 韓竈神社(からかまじんじゃ)へ。
山道や階段を30分ほど歩き、最後は45センチの岩の隙間を通り抜け、さらに階段を上るという、なかなかたどり着くまでがハードな神社です^^;
でも行く価値は十分。
この日は雨だったからか、写真がほぼピンボケ💦
続いて、鰐淵寺(がくえんじ)に向います。
弁慶が修行した場所として知られているほか、モミジの名所でもあるようです。私が行ったときは、色づき始めたところでした。
山道と階段、さらに川を飛び越えたりした先にある浮浪の滝は、滝壺の奥にお堂があります。雨の日だったからか、滝の迫力と合わせて、びっくりする光景でした。
この日の夜は、玉造温泉の白石家さんという素敵な宿でお世話になりました。濡れた傘やスニーカーも預かって乾かしてくれたり、案内の方も、食事係の方も、丁寧に、親切にしてくれました。
温泉はヒノキと岩の2種類が朝晩、男女で入れ替わるようです。夜はヒノキ、朝は岩のお風呂を楽しみました。
食事も素晴らしく、山陰の海の幸、山の幸が盛沢山でした。
宿の前の景色も素敵。
朝食は和洋のブッフェスタイル。パンケーキやフレンチトーストも焼きたてがありました。
足立美術館は島根県安来市にある日本美術と日本庭園で知られる美術館。安来出身の足立全康氏が作ったものです。日本庭園は米の日本庭園専門誌によるランキングで連続日本一になっているとか。四季折々で美しい姿が見られそうで、何度も訪れたくなる場所でした。庭園に面したカフェやレストランもあり、3~4時間はみておいたほうが良い場所です。
絵画では横山大観のコレクションが有名です。これまでまとめて見たことがなかったのですが、大観の作風の幅広さに驚きました。あと北大路魯山人のコレクションも膨大にあり、書画、陶芸と、あらゆる分野で才能を発揮した変態ぶり(←褒めてます)に心動かされます。
どこを切り取ってもスキのない庭園。中には入れませんが、写真はOKです。(絵は写真ダメです)
次は2015年に国宝に指定された、12の現存天守の一つ、松江城です。
現存天守の中では2番目に大きく、高さも3番目という大きなお城。きれいな石垣の上に立つ黒いお城は、「強そう」な印象です。
石落としや鉄砲の狭間、たくさんの太い柱と、中も「攻撃的」な感じ。
天守からは、宍道湖や大山がきれいです。歴代の城主も、同じ景色を見ていたのでしょうね。
夕暮れが近づいたので、夕日がきれいなことで有名な宍道湖の夕日スポットへ。風が強く、めちゃ寒かったし、雲が多かったのですが、湖に沈む直前にきれいな夕日が見えました。
旅の締めごはんは、宍道湖近くの「ふじな亭」の鯛めし。ほぐした鯛の身を出汁でお茶漬けのようにして食べる、独特なスタイルの鯛めしでした。
盛沢山の旅もこれでおしまい。米子空港まで移動し、無事に帰宅しました。