2020年の旅を振り返るのは不謹慎だろうか
新型コロナに振り回された2020年でしたが、なんとか無事に生き延びることができました。今年は帰省をせず、東京で、ひとりの年越しです。
1年前、2020年を迎えるにあたり、「毎月1回旅行」をひそかな目標としていました。1月の石垣島(旅行)、京都(出張に前泊で観光)とスタートを切ったものの、2月は早くも機会を失い(笑)、3月から計画を練り直していたところのコロナの感染拡大でした。
5月末に緊急事態宣言が明けてからは、「一人」「自転車移動がメイン」「ホテルは個室」など自分なりのルールを作って少しずつ旅を再開しました。房総半島や霞ケ浦のサイクリングはこんな機会がなければ行かなかったかもしれませんね。
東京は当初、GOTOキャンペーンの対象外でしたが、沖縄(宮古島)や、四国(香川、徳島)にも出かけました。四国はGWに予約していたもののすべてキャンセルした行程を、ショートバージョンで再現したものです。香川ではうどん、徳島ではラーメンなど食べまくりましたが、ほぼ自転車移動だったのでトレードオフとしましょう(笑)
瀬戸大橋の素晴らしい景色と、宿泊した高松のゲストハウス(個室)、鳴門のゲストハウス(同)のオーナーが印象に残っています。こうした素敵な人との出会いが旅のだいご味ですし、高級ホテルではできない体験です。人と接触しないようにと心がけていましたが、適切な距離やマスクの着用、飲食を伴わないことなどを守れば感染リスクは減少するのではないかと思います。
美瑛・富良野はGOTO以前に予約していた宿をキャンセルするのも面倒くさいしとそのまま出かけたのですが、宿泊先のオーナーさんが、当日にキャンセルをしてまた予約し直せばGOTOの対象になると教えてくれたので、思いがけず宿泊料金の割引と地域共通クーポン券を頂くことができました。四季彩の丘や青い池など、その土地にいかなければ見られない風景が心に残っています。
自転車と一緒に、新幹線で浜松、飛行機で広島にも行きました。友人と出雲大社にお参りすることもできました。GOTOトラベルのおかげで、自分では選ばない高級な温泉宿に宿泊することもできました。
来年、安心して旅ができる状況にあるか、まだまだ未知数です。海外旅行はさすがに難しいでしょうか。年末年始に休止しているGOTOは復活するのでしょうか。このまま感染が止まらず、再び緊急事態宣言となってしまうのでしょうか。
私ごときが考えてどうなることもないのですが、GOTOが再開されようとされまいと、気を付けながら、できる範囲で旅は続けたいと思います。
来年は安心して移動ができる年になることを祈って・・・・皆様、良いお年を。
2020年 ミニベロと行く「かきしま海道」&広島、ちょっと呉②観光
サイクリングの後、呉駅近くの「大和ミュージアム」に立ち寄りました。道を挟んだ向かいには海上自衛隊の博物館もありますが、そちらは予約していないと入れないとのこと。
大和ミュージアムは、呉とその周辺の海軍の関連産業の歴史や大和の歩んだ道などが残された資料や模型とともに展示してあります。当時の技術の粋を集めて作られたのが大和だということが良く分かりました。
このクジラさんは大和ミュージアム向かいの海上自衛隊の博物館にあるもの。
前の日に平和記念資料館に行って、原爆の悲劇を改めて知ることになったのですが、広島が日本の軍事拠点として重要な場所であったことを、大和ミュージアムで学ぶことができました。もちろん、原爆により広島が惨劇にあったこと、今でもつらい思いをしている人がいることも改めて知ることができました。今の時代・これからの時代を生きる私たちは、つらい、ひどい、というだけでなく、未来にこうした惨劇を生まないために何をすべきか考えなければなりません(もちろん長崎も)
原爆が落とされた直後、「75年間、草木も生えないだろう」と言われた広島ですが、緑豊かで、美しい海や川もある中国地方の中核都市として大きく発展しています。
75年前というのは、決して遠い昔ではありません。暮らす人々には相当な苦労や努力があったのでしょう。だんだんと遠くなる戦争について改めて想像をめぐらす時間となりました。
ちなみに原爆ドームは20年12月現在、修復中でほぼ見ることができません。
原爆ドームには宮島から高速船で移動しました。今回の旅の大きな目的の一つだった宮島(厳島神社)ですが、メインの大鳥居も20年12月現在、修復中で囲われています^^;
それでも厳島神社の朱色の美しい回廊は感動的です。神社の朱色って、なんて素敵なんでしょうね。そして、建物を海上に作るという斬新というか無茶というか、そんな先人の苦労や努力も感じます(おい、清盛!)
今回は残念でしたので、また見に行かなくちゃ。
シカはおとなしいです。宮島は鹿せんべいなどはなく、えさをあげることは禁止されています。
満潮の時の方がきれいですね^^;
宮島は厳島神社以外にも素敵なたたずまいのお寺や神社、塔などもあり、楽しく散策できます。
ロープウェイもあり(時間がなくて乗れませんでしたが)、高台から見る景色も素晴らしいのでしょうね。
お土産屋さんで、焼きたてのもみじ饅頭を購入。あたたかい!美味しい!
この後、高速船で平和記念公園まで向かいます。世界遺産をつなぐ航路です。電車より早いですが、2000円ちょっとかかります(地域共通クーポンが使えます)
上が平和記念公園のところ、下が宮島の桟橋。
この日は午後はオンラインで仕事だったので、平和記念公園で観光は終了です。
2020年 ミニベロと行く「かきしま海道」&広島、ちょっと呉①かきしま海道
コロナ禍もあり再び注目されている自転車。自転車を地域の活性化につなげようという動きが各地にみられ始めています。なかでもサイクリストの聖地と言われる「しまなみ海道」に代表されるサイクリングロードを擁する瀬戸内エリア、さらにそのなかでも広島はサイクルツーリズムで最も成功している県のひとつなのではないかと個人的に思います。
昨年、初めて尾道から今治の「しまなみ海道」を走りました。瀬戸内の海と島、島と島をつなぐ個性的な橋、穏やかな気候、分かりやすいコース、多数の補給ポイントやトイレ、困ったときのレスキューサービス・・・・初心者でも上級者でも楽しめるのが「しまなみ海道」です。
私が走ったとき、広島側では、朝早くからボランティアとおぼしき人が道を清掃する様子に何度か遭遇しました。ボランティアの人は、通過するサイクリストに、「おはようございます」「頑張って下さい」などと声をかけていました。私もかけてもらいました。愛媛側では、(たまたまかもしれませんが)、そういった姿は見られませんでした。景観のダイナミックさや、今治に入る来島海峡大橋の雄大な姿に感動しましたが、道そのものがきれいだったのは、広島側だったと感じました。
前置きが長くなりましたが、広島県が実施している観光復興のための補助金を利用して、格安で広島一人旅(with バーティエア)に行ってきました。
金曜夜に飛行機で広島に入り、翌日は早朝から宮島や平和記念公園などを散策、午後はオンラインで仕事(^^;)、最終日はかきしま海道のサイクリングです。
瀬戸内エリアには、海道と名の付く7つのサイクリングロードがあります。
昨年は「さざなみ海道」を約半分(呉~尾道の全コースのうち、竹原~尾道)と、しまなみ海道(尾道~今治)を走りました。
今回は、「かきしま海道」(広島港~呉駅)です。しまなみ海道ほどメジャーではないですが、見ごたえ・走りごたえのある道でしたよ。約74㌔のコースですが、途中で道を間違えたりして78㌔、5時間で走り終えました。あまりにも景色が良くて、写真を撮るために、何度も何度も止まってしまうほどでした。
広島駅から、路面電車で広島港(宇品港)に向います。35分くらいでしょうか。バスの路線もありました。
港について切符を買うと(現金のみ)、次の船は3分後に出るとのこと。自転車を袋に入れたまま、乗船です。写真を撮る時間もありませんでした(^^;
人々の生活の路線なのでしょう、30分ほどの短い距離ですが、大きなカーフェリーでした。
到着した江田島の切串港がスタート地点です。自転車を組み立てていると、同じ船に乗っていた3人組のサイクリストの一人に話しかけられました。「どこまで行くの?」と聞かれたので「呉まで」というと、「結構距離あるよ。頑張るね」と。はい、頑張ります!お兄さんたちは、江田島を走り、再び切串から広島に帰るとのことでした。
地元のおじいさんにも話しかけられました。気候が温暖なこと、港近くの学校は廃校になり近く工場が建つこと、若い人は都会に出て行ってしまうこと、サイクリングコースの一部が昨年の台風の影響で通れないかもしれない(けど、自転車は大丈夫かな、とも)こと、そんな話を聞かせてもらいました。
かきしま海道はブルーラインが引いてあり、比較的わかりやすいところではありますが、港から出たときにどちらに向っていいか分からず、最初から間違えてしまいました。サイクリングロードあるあるだと思うのですが、地元の人にとって間違えようのない場所にはラインや看板がないところが多いです。初めての人や、私のように極度の方向音痴には分かりませんよ~
呉までの距離(逆方向は切串までの距離)が書いてあったり、ブルーラインが引いてあります(^^♪ ところどころ、ない場所もあります^^;
走り出してすぐに、瀬戸内の穏やかな海が見えてきます。かきしま海道の名称の由来でもあるのでしょう、養殖の牡蠣の棚が数多くみられます。大小の島々も、海沿いの道に素晴らし景色を作り出しています。残念なのは呉方面に向かうときは海側ではなく、車道を挟んで海となります。呉から走った方が、景観はより良いかもしれませんね。
サイクリングロードの大部分が、海!牡蠣!島!の景色で、テンション上がります。
時折、市街地も走るので、コンビニやトイレなど補給場所にも困りません。広島や呉に行くための港もあちこちにあり、トイレなども借りられそうでした。
平坦な場所が多いですが、数か所、上り下りもありました。私でも上れる坂なので、クライマーの皆さんには物足りないかも?
江田島から呉の倉橋島にわたるときの早瀬大橋に上る坂が一番大変でした。橋がすごく高い場所にあって、通るのも実は怖かったのですが(^^;)橋の上からの景観の美しさは、怖さとあいまってドキドキでした。
赤いアーチの「音戸大橋」のたもとには、「清盛塚」「音戸の瀬戸」など平清盛ゆかりの場所もあります。この近くの「かつら亭」というお店でランチにしました。1時過ぎでおなかペコペコでした(とはいえ、途中でセブンで買ったワッフルと、羊羹を食べてますが・・・)
ランチは「カキフライ定食」!!!ずっと牡蠣の養殖を見ながら走っていたので、頭の中が牡蠣だらけでした(笑)
小ぶりながらもジューシーで美味しいカキフライでした。1300円なり。
音戸から本土側の呉に渡るのは、音戸大橋に上るのではなく、渡船があります。日本一短い距離の渡船とか?!小さい船ですが、自転車そのまま載せてOK。自転車込みで150円。
ここまできたらもうゴールは目前ですが、この先は車通りが多くなるので気を付けながら走ります。呉の港には、海上自衛隊の戦艦や潜水艦が見られます。「この世界の片隅に」の舞台ともなった呉は、今でも海上自衛隊の重要な基地なのですね。
同じ乗り物だけど・・・・という意味で取りましたが、後ろがボケてる。。。
ゴールの呉駅には15時前に到着しました(スタートしたのは9時前くらい)。のんびりしたサイクリングでしたが、素晴らしい景観と、整備された道のおかげで、終わってしまうのがもったいない体験でした。
2020年11月 ミニベロと行く、浜松、浜名湖
飛行機やJR在来線、長野新幹線での輪行は経験したけれど、今回は初の東海道新幹線での輪行。東海道新幹線は、大型荷物(縦横幅の合計が160㌢以上のもの)を乗せるとき、大型荷物スペース付きの席の予約を推奨している。自転車は予約がマストではないのだけれど、予約なしで荷物スペースを使うと1000円かかるとか。いずれにせよ、すべての車両に大型荷物スペースがあるわけではないし、席が限られるので、予約をするに越したことはない。
いずれにせよ、久しぶりの新幹線「こだま」。いつ以来だろう???普段は「のぞみ」ばかりなので、「ちゃんとした席の各駅停車」みたいでした。
午前8時半頃に東京駅を出発、11時過ぎに浜松到着。ちょっと曇り空。富士山は雲に覆われて見えませんでした。
浜松の目的は通称「ハマイチ」。浜名湖一周の自転車コースで、ノーマルコースで約67㌔。北海道以来、久しぶりの長距離というか、久しぶりの運動(^^;)
初日はカーボローディングとばかりに、ランチは「さわやか」のハンバーグ(遠鉄百貨店のレストラン街)、夜は「五味八珍」の餃子定食と、静岡チェーン店めぐり。ランチと夜の間には、浜松城と浜松楽器博物館を徒歩で回りました。
さわやかのハンバーグは70分待ち(整理券配布し、QRコードで待ち時間が分かる)でしたが、待ったかいがありました。牛肉を食べてるって感じのハンバーグでした。
浜松城は徳川家康が17年間居城し、出世の礎を築いたとされ、別名「出世城」と呼ばれるという。駅からお城への道は「出世街道」。
天守閣はあいにく補修中で登れませんでしたが、400年前に積まれた野面積みの石垣が、力強い歴史を伝えている。
浜松はモノづくりの街というイメージが強い。ホンダ、スズキ、ヤマハは浜松が発祥。バイクのイメージが強いのかもしれませんが、洋楽器の生産でも有名な街。ヤマハ、カワイ、ローランド。日本を代表するピアノメーカーすべての本社が浜松にあります。
ヤマハは山葉寅楠(やまはとらくす)さんが創業したからヤマハっていうの、初めて知りました!
それを知ったのが、日本で唯一の公立の楽器博物館「浜松楽器博物館」。入場料800円。
世界各地の民族楽器が展示され、それぞれのコーナーではその楽器がどんな音を出すのか聴けるようになっています。バリやミャンマーの華やかな民族楽器、日本の伝統楽器、鍵盤楽器の歴史的な変遷・・・楽器にまつわるすべてを集めた、見ごたえ・聴きごたえのある博物館。中は写真撮り放題です。
アジアやオセアニアの楽器は見た目にもゴージャス!日本の楽器は見た目には地味ですね。
浜松城は駅から1.2㌔くらい、楽器博物館は駅近なので、3~4時間ぶらぶらするのにぴったりのコースでした。お城は市役所の近くなので、バスの便も良いようです。
駅にある「石松餃子」に行ったらかなりの行列だったので、駅ビルにある地元の中華ファミレス五味八珍で餃子定食。690円。浜松の餃子は「もやし」がついているのだけど、なんでなんだろう?小ぶりの餃子はお肉たっぷりの感じで美味しく頂きました。帰りに石松をのぞいたら、やはり長い行列でした。
本題までが長くてすみません(^^;)
2日目、浜名湖サイクリングです。前日に観光案内所で「浜名湖サイクリングマップ」を入手したし、主な場所はブルーラインがあるから、地図
浜松駅から弁天島駅まで輪行します。10キロちょっとなので、自走でも行けますね。
弁天島駅から反時計回りでサイクリングスタート!
と思ったのですが、この日はなかなか風が強い。走り出してすぐの中之島大橋は怖くて自転車を降りて押しながら進みました。
ロードの人は走り抜けてますね(^^;)
この先、一般道を走ったり、自転車・歩行者専用道になったりしますが、基本、湖のすぐ横を走れる気持ちのよい道が続きます。
最初のチェックポイントは舘山寺温泉。10キロ弱なのですぐです!
遊覧船乗り場があったり、パルパルという遊園地があったり、しっかり観光地。ただ、自転車でどう抜けるか分かりにくいです。(分かりにくい場所ほどブルーライン引いてないです←地方サイクリングロードあるある。私が方向音痴すぎるのかな?)
湖から離れ始めたり、しばらくブルーラインがなくなったらコースアウトを疑いましょう。
湖の東側と北側は自転車・歩行者専用道路が多いです。とはいえ、ほとんど人に会わないし、自転車乗りも少ない。もったいないな~
トイレが少ないです(あっても紙がなかったりとか)、湖北は天竜浜名湖鉄道の駅のトイレが使いやすいかも。西と南は一般道走ることが多いので、コンビニも多くあります。
3分の1を過ぎた辺り、浜名湖SA(一般道から入れます)でおやつ休憩。おやつは餃子。
湖沿いの少し高台にあり、景色の良いSAです。サイクルラックもあります。
餃子パワーで元気よく走ります。この辺に来ると自転車乗りの人を見かけるようになりました。
瀬戸港辺りでトイレを探してコースアウトしたら、トイレは見つからないし、元の道に戻れなくなりで、結構なロスをしてしまいました。急ぐ旅ではないのでいいのですが、トイレが見つからないのはキツイ(^^;)
コンビニまでダッシュ(笑)
天竜浜名湖鉄道の三ケ日駅(三ケ日みかんで有名なエリアですね)。ひなびた駅を想像していたら、おしゃれなハンバーガー屋さんが併設されてました。ここにもトイレあります。
この先南下して湖西市に入ります。ほぼ一般道です。湖沿いの道があるようですが、今回はハマイチコースに沿って走りました。
ゴールの弁天島駅の手前、旧東海道でしょうか、「新居関所」跡?があります。この辺り、風情のある街並みが見られます。
ここまで来たらゴールは目の前。橋を渡れば70㌔弱のサイクリング終了~(2度ほど大きくコースアウトしたので、75㌔くらい走ってました)
だいたい6時間。平均時速14キロののんびりサイクリングでした。
ゴールの弁天島。海の中に鳥居が立っています。冬は夕日が鳥居の間に沈むらしいですよ。
走ったコースはこんな感じです。
浜松まで輪行し、ご褒美はうな丼!
浜松駅に隣接したビックカメラ1階にある、漁協直営の「丸浜」さんで頂きました。地域共通クーポンも使えます♪(税込み2800円)
2020年11月 島根・鳥取旅、2・3日目
■2日目は出雲エリアの神社・寺巡りです。
まず、稲佐の浜に行きます。
ここで砂を持って出雲大社に行くといいとか。私は袋を持ってなかったので、砂はとらなかったですが(^^;)
隠岐もそうですが、この辺一帯、変わった形の岩が多いですね。
そして出雲大社。本殿以外にもたくさんの社があります。お賽銭用の小銭はたくさん用意しておくべし。
創建は659年(以前)、現在の本殿は1744年に作られたもの。日本最大の木造社殿だそうです。08~19年に、60年に一度の遷宮が行われたのはニュースで見ましたが、そのせいなのか、思ったより綺麗な社という印象。大きな注連縄も目を引きます。
良縁を願う絵馬がたくさん。神様も気合をいれないと大変ですね💦
私は絵馬は書きませんでしたが、縁結びのお守りを購入し、お財布に入れています。
さあろはご利益を待つばかりです(^^♪
ランチは神社近くで出雲そば。三段重ねの割子(わりこ)そばという独特のスタイル。麺が黒っぽいのも出雲風だそうです。
車で移動し、 韓竈神社(からかまじんじゃ)へ。
山道や階段を30分ほど歩き、最後は45センチの岩の隙間を通り抜け、さらに階段を上るという、なかなかたどり着くまでがハードな神社です^^;
でも行く価値は十分。
この日は雨だったからか、写真がほぼピンボケ💦
続いて、鰐淵寺(がくえんじ)に向います。
弁慶が修行した場所として知られているほか、モミジの名所でもあるようです。私が行ったときは、色づき始めたところでした。
山道と階段、さらに川を飛び越えたりした先にある浮浪の滝は、滝壺の奥にお堂があります。雨の日だったからか、滝の迫力と合わせて、びっくりする光景でした。
この日の夜は、玉造温泉の白石家さんという素敵な宿でお世話になりました。濡れた傘やスニーカーも預かって乾かしてくれたり、案内の方も、食事係の方も、丁寧に、親切にしてくれました。
温泉はヒノキと岩の2種類が朝晩、男女で入れ替わるようです。夜はヒノキ、朝は岩のお風呂を楽しみました。
食事も素晴らしく、山陰の海の幸、山の幸が盛沢山でした。
宿の前の景色も素敵。
朝食は和洋のブッフェスタイル。パンケーキやフレンチトーストも焼きたてがありました。
足立美術館は島根県安来市にある日本美術と日本庭園で知られる美術館。安来出身の足立全康氏が作ったものです。日本庭園は米の日本庭園専門誌によるランキングで連続日本一になっているとか。四季折々で美しい姿が見られそうで、何度も訪れたくなる場所でした。庭園に面したカフェやレストランもあり、3~4時間はみておいたほうが良い場所です。
絵画では横山大観のコレクションが有名です。これまでまとめて見たことがなかったのですが、大観の作風の幅広さに驚きました。あと北大路魯山人のコレクションも膨大にあり、書画、陶芸と、あらゆる分野で才能を発揮した変態ぶり(←褒めてます)に心動かされます。
どこを切り取ってもスキのない庭園。中には入れませんが、写真はOKです。(絵は写真ダメです)
次は2015年に国宝に指定された、12の現存天守の一つ、松江城です。
現存天守の中では2番目に大きく、高さも3番目という大きなお城。きれいな石垣の上に立つ黒いお城は、「強そう」な印象です。
石落としや鉄砲の狭間、たくさんの太い柱と、中も「攻撃的」な感じ。
天守からは、宍道湖や大山がきれいです。歴代の城主も、同じ景色を見ていたのでしょうね。
夕暮れが近づいたので、夕日がきれいなことで有名な宍道湖の夕日スポットへ。風が強く、めちゃ寒かったし、雲が多かったのですが、湖に沈む直前にきれいな夕日が見えました。
旅の締めごはんは、宍道湖近くの「ふじな亭」の鯛めし。ほぐした鯛の身を出汁でお茶漬けのようにして食べる、独特なスタイルの鯛めしでした。
盛沢山の旅もこれでおしまい。米子空港まで移動し、無事に帰宅しました。
2020年11月 石見銀山、出雲大社ほか、鳥取・島根旅行
GOTOトラベルを利用しての2泊3日の鳥取・島根旅。珍しく友人と2人旅のため、レンタカーです。自転車よりも移動時間が短縮できるのですが、旅の組み立て方が違うのに戸惑いました(^^;)
最大の目的は出雲大社での縁結び祈願!!
旧暦10月は出雲は「神在月」(ほかは神無月)。全国から縁結びの神様が集まり、「全国縁結び会議」を開催しているとか、いないとか(笑)
■初日
羽田ー米子
立久恵狭の温泉宿「御所覧場」宿泊
■2日目
韓竈神社(からかまじんじゃ)
鰐淵寺(がくえんじ)
玉造温泉「白石家」宿泊
■3日目
米子ー羽田
神話の世界の寺社仏閣、歴史的な遺跡や建物、日本海の海の幸、温泉、アートと、盛沢山の旅でした!
■初日
米子到着は昼前。レンタカーを借りて境港に移動します。
途中、中海という湖のほとりの道の駅で休憩。景色に癒されます。
石見銀山まで100キロほど。
石見銀山は駐車場から遺跡まで徒歩か自転車(レンタサイクル)、ベロタクシーで登ります。レンタサイクルも電動なのでラクラク。のんびり走って10分くらいで龍源寺間歩という採掘坑道跡に到着です。龍源寺間歩は常時公開されている唯一の坑道跡だそうです。たまたま入り口でボランティアガイドの人と出会い、説明を聞きながら見学することができました。
中は狭くて暗いです。銀の鉱脈のある方向へとあちこちに道が伸びています。
周辺には独特な雰囲気の寺や神社があります。
昔の街並みが保存されていて、素敵なお店やギャラリー、宿などもあります。
夕ご飯は出雲駅近くの、のどぐろ専門店「のどぐろ日本海」。のどぐろの刺身、てんぷら、味噌汁、おにぎりなど、のどぐろ三昧。脂がのっています。
宿泊の立久恵狭は山の中にある、見たことのないような岩がそびえたつ、何とも言えないすごい場所。宿はその目の前にあり、崖?側には露天風呂があります。岩を眺める露天風呂は珍しい。(さすがにお風呂の写真はありません^^;)
宿の前から。霧がかかってしまってますが、すごくないですか?
ミニベロのメリット、デメリット。
ミニベロ(バーディエア)に乗り始めて1年半近く経ちました。一人旅の良き相棒です。緊急事態宣言中は通勤でも活躍してくれました。
コロナ禍で自転車が改めて注目されていますが、ちゃんとしたものを買おうとすると価格もそれなりにします。皆にお薦めしたい乗り物ではありますが、メリットもあればデメリットもあります。ちゃんと考えてから買ってほしいものです。
メリット
1.旅の良き相棒
私の場合はこれに尽きます。
折り畳み自転車の購入を検討している人は、保管場所の問題か、輪行をしたいか、という理由が多いのではないでしょうか。私は日本の離島に行くことが多く、これまではレンタカーやレンタサイクルを利用してきました。レンタカーは荷物や天気を気にしなくて良いのですが、一人ではもったいないと思うこともあり、自転車の購入を検討し始めました(原付に乗れればいいのですが、乗ったことがないので・・・)。
1日の移動距離は、平坦なサイクリングロードでは100キロ程度、アップダウンのあるところでは70キロ程度が多いです。体力にも寄りますが、これ以上の距離を走りたくなったら、ロードバイクの方が良いと思います。
バーディエアの折りたたんだサイズは、公式サイトによると、60㌢(高さ)×72㌢(横幅)×34㌢(厚み)。おしゃれで機能的な折り畳み自転車として有名なブロンプトンほどコンパクトではないですが、十分小さいです。
2.経済的&環境にやさしい
旅先でレンタカーを借りることが減りました。二酸化炭素の排出もない、今時の言葉で言えばサステイナブルな乗り物です。レンタカー代、ガソリン代がかからずエコノミー&エコロジーですね!
3.痩せる(はず)
自転車は有酸素運動です。ランニングで1時間走るのはかなりつらいですが、自転車で1時間は余裕。休憩しながらであれば7~8時間走ることもあります。あるサイトでは、体重50キロの人が時速20キロで4時間サイクリングをすると1680キロカロリー消費するとありました。
ただし、驚くほどお腹がすきます。自転車に乗り始めて、人生初のハンガーノックを経験しました。補給食、大事です。私はスポーツ羊羹とソイジョイ、飴玉を持ち歩いてます。
ちなみに私は今のところ明確に体重には表れていません。毎日乗っているわけではないので(~_~;)
4.可愛い
見た目に可愛いのは大事ですよね。ブロンプトンは可愛い、ターンやタイレル、タルタルーガはカッコいいな、と思います。
うちの子はカッコよくもあり、可愛くもあり←乗っている人はともかく(笑)
デメリット
1.価格が高い
車種にもよりますが、バーディエアの場合、20万円近い価格です。本体以外に、スタンド、ライト、ドリンクホルダー、鍵、輪行袋などなど、付属品にも費用がかかります。さらに今後、カスタム沼にはまれば、かかる費用は神のみぞ知る・・・
自動車やバイクと比べると維持費がかからないのは良いですね。定期的にかかる費用はメンテナンス用品購入代くらいですね。
2.それなりに重い
ロードバイクと比べると重いです。バーディエアは軽い方とはいえ約10キロ。輪行袋をかついで長時間の移動は難しいです。それなりに場所をとるので、混雑している電車では迷惑です。バスは会社によって違うので、乗る前に問い合わせを。今のところ、輪行袋に入れていればOKというケースがほとんどでした。
3.盗難が心配
コンビニやトイレでちょっと離れるくらいでも心配なので、なるべく短時間で済ませるようにしています。食事など長時間離れるときは、都内なら人がいる駐輪場を探したり、お店から見える場所に置くようにしています。地球ロック(ガードレールや電柱など動かないものにくくりつけて鍵をかけること)しても完全ではないですし、地球ロックできる場所も限られます。
4.安定感が劣る
大きな車輪の自転車と比べると安定感が劣ります。段差の衝撃も大きいですから、段差があるときはちょこっと腰を浮かせてます。バーディは前後ともサスペンションがあるから比較的マシかな、とも思います。
自転車にもよりますが、バーディエアの場合、クイックなハンドルに慣れず苦労しました。
番外.ロードバイクには勝てません
買う前から分かっていたことなのでデメリットというほどではないですが、サイクリングロードのような長距離走やヒルクライムでロードには勝てません(個人差はありますし、カスタムによってはある程度の高速化は可能です)。平地で調子よく巡航しても時速20~25キロくらいで、平均で時速15~18キロくらいです。どなたかが、「間違ってゆっくり走っているロードバイクを追い抜くことがあったりしたら、すぐさま追い抜かれます」と書かれていましたが、分かる~(笑)